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校庭から上がる部活動の声。
「獄寺隼人。……下校時刻がとっくに過ぎている上、僕の前で煙草を吸うなんて、良い度胸してるね。そんなに咬み殺されたいのかな?」
『とっくに』は大げさだが、ふんぞり返ったその態度に雲雀はムカツキを通り越していた。
『とっくに』は大げさだが、ふんぞり返ったその態度に雲雀はムカツキを通り越していた。
「できるもんならしてみやがれ!」
顔だけを向けて獄寺は挑発する。
「大体お前の方こそこんなところで油売ってていいのかよ?そろそろ奴の迎えにくる時間なんじゃねーの?」
「大体お前の方こそこんなところで油売ってていいのかよ?そろそろ奴の迎えにくる時間なんじゃねーの?」
雲雀の目がつり上がったのが分かった。だが獄寺は机の上に投げ出した足を下ろそうともしない。
まるで一触即発の雰囲気。
「……『ヤツ』って誰だい?僕が油売ってるように見えるなら、君の目の視力は相当悪いよ」
カツカツと足音を立て、剛鉄を一降り…獄寺に歩み寄る。
「さっさと机から脚を下ろしなよ。…じゃないと、切り落とすよ」
カツカツと足音を立て、剛鉄を一降り…獄寺に歩み寄る。
「さっさと机から脚を下ろしなよ。…じゃないと、切り落とすよ」
「やんのかよ!ちょーどよかった。お前とは決着つけてやろーと思ってたからなっ!!」
夕陽が差し込む教室で二人にらみ合いの体制に入った。が、ふと立ち上がった獄寺の顔を不思議そうに雲雀は見つめた。トンファーを手にしたまま、顔を近づける。
「……ねえ、君…普通に見えてるの?」
「え……?」
突然寄越された意味不明な言葉に獄寺は首を傾げた。
「……ねえ、君…普通に見えてるの?」
「え……?」
突然寄越された意味不明な言葉に獄寺は首を傾げた。
「はあ?んだよ、それ?」
「目…蒼、じゃなくて…エメラルド?」
唇が触れそうなくらい近い距離。
夕陽にキラキラと光る獄寺の瞳の色が不思議で、ちゃんと見えているのか心配になったらしい。
唇が触れそうなくらい近い距離。
夕陽にキラキラと光る獄寺の瞳の色が不思議で、ちゃんと見えているのか心配になったらしい。
獄寺はちょっと顔を赤らめ、あとずさりする。
「あ…あったりめーじゃねーかよっ!これでも半々だからな」
と言いながらシャマルもそう言えば似たようなことを言われたことを思い出した。
と言いながらシャマルもそう言えば似たようなことを言われたことを思い出した。
あの時は確か、シャマルとの情事のあとの会話だったような…
倦怠感の残る体を綺麗なシーツに変えたベッドに沈めた。
シャマルがその横で上半身裸のまま、美味しそうに煙草を吸っていたから、自分も欲しくてシャマルの唇から奪い取った。
「おぃおぃ…俺はまだぁ、吸ってんだぞ」
「いいじゃねぇかよ」
瞳がすれ違う。
「それにしても……やっぱり、母親ゆずりなのかねえ…お前のその瞳。ときどき吸い込まれそうになるんだよなぁ」
瞼に触れる指。獄寺はそっと目を閉じ開いたが、意識せずには居られなかった。その指はさっきまで獄寺の中をかき混ぜ、獄寺を獄寺でなくしてしまったモノだ。
「あ……」
体の熱が再発したように、震えた。
「シャマル…」
そこでハッと我に返った。余計なことまで思い出してしまい、更に顔を赤くする。
「そーゆーお前こそ、真っ黒な瞳が『子犬のようでかわいいよー!』なーんて言われてんじゃねーの?跳ね馬にぃ…」
売られたケンカのような感じがして、獄寺は挑発する。
「子犬?」
ぴくりと雲雀の目尻が上がる。
ぴくりと雲雀の目尻が上がる。
獄寺同様、ディーノに以前言われたことがあるのを思い出してしまう。
こちらはディープキスの後。ディーノが息も絶え絶えの雲雀を抱きしめたままソファで寛いでいた。
珍しく雲雀はご機嫌でディーノの髪を弄っていた。
そんなディーノの瞳を見て不思議そうに首を傾げる。
「ディーノは目と髪がホントに同じ色なんだね。時々ちゃんと見えてるのか心配だよ。へなちょこだし……」
少し感心したような言葉に、ディーノは嬉しそうに笑った。
「恭弥はホントっ…真っ黒なんだな?なんてぇーんだ?子犬?芝犬?いや…恭弥は猫っぽいよなぁ。すげぇーかわいい!!」
「猫?」
「猫?」
雲雀は首を上げて、ディーノの髪を弄るのを止めた。
「そう。猫」
「……ふうん」
素っ気ない返事に、でもディーノは凄く満足だった。
そんなことを思い出し、雲雀も顔を真っ赤にした。
「……なんで知ってるの?…あの時、君…居たの?」
居たら居たでやばい気がするが、なんでディーノが言っていたことを知っているのかが気になる雲雀。
「……なんで知ってるの?…あの時、君…居たの?」
居たら居たでやばい気がするが、なんでディーノが言っていたことを知っているのかが気になる雲雀。
(ははーん やっぱりな)
雲雀のその表情から獄寺には考えてることが 丸分かりだった。
獄寺はすかさず言った。
「いるわけねーだろーが!だいたい、跳ね馬のあの態度みりゃわかるっつーの!!」
「いるわけねーだろーが!だいたい、跳ね馬のあの態度みりゃわかるっつーの!!」
恥ずかしいヤツ…と心の中で悪態を付く獄寺。
「れにしても…昔と比べてあいつもかなり印象変わったけどな。それに‥実際のところ…お前たちってさ……」
なんだか分からないけど、それ以上言葉に出して獄寺は聞くのを憚られた。だが、その先を雲雀は読み取ったのか、目を見開いていた。
「れにしても…昔と比べてあいつもかなり印象変わったけどな。それに‥実際のところ…お前たちってさ……」
なんだか分からないけど、それ以上言葉に出して獄寺は聞くのを憚られた。だが、その先を雲雀は読み取ったのか、目を見開いていた。
「なっ…!?」
驚いて、トンファーを手にしたまま一歩下がる。恋愛下手な雲雀。
「……ひ、人の詮索するのが趣味なの?」
顔が真っ赤なのが分かっているので、そっぽを向いたまま吐き捨てた。
「君だって、あの保険医と…付き合って居るんだろ?」
言ってしまって直ぐに、「しまった!」と後悔する。ディーノがシャマルと獄寺が付き合っていることを言っていたのを聞いていて知っていたので、内緒のはずがついつい口が滑った。
(ディーノの印象が変わったって、前はどうだったんだろう?)
肝心なことは気にする雲雀。
驚いて、トンファーを手にしたまま一歩下がる。恋愛下手な雲雀。
「……ひ、人の詮索するのが趣味なの?」
顔が真っ赤なのが分かっているので、そっぽを向いたまま吐き捨てた。
「君だって、あの保険医と…付き合って居るんだろ?」
言ってしまって直ぐに、「しまった!」と後悔する。ディーノがシャマルと獄寺が付き合っていることを言っていたのを聞いていて知っていたので、内緒のはずがついつい口が滑った。
(ディーノの印象が変わったって、前はどうだったんだろう?)
肝心なことは気にする雲雀。
〈ちっ…跳ね馬め…余計なこと言いやがって!〉
と、心の中でぼやく獄寺。
と、心の中でぼやく獄寺。
「俺達は…そんなんじゃねーよ!ただ、腐れ縁ってゆーか、そんなんが長いだけだ!第一あのエロオヤジだって本当は俺の事、どー思っているのかなんて分かりゃしねーし…」
不安そうな獄寺の顔を見て、雲雀は溜息をついた。
「そんなの、試してみればいいよ。他に好きな人が出来たとか、もう会いたく無いだとか言ってみれば?案外となびくよ」
ニヤッと不敵に笑う。……どうやら雲雀は試したことがあるようだ。それもディーノがかなり慌てたような。
恋愛音痴のくせに、人のことにはやたらと首を突っ込む雲雀は獄寺との会話が少し楽しくなってきていた。
「でもエロオヤジなら、あのバカウマも同じだよ」
10代の二人からしてみれば、イタリア人の二人は『オヤジ』扱いだった。
ニヤッと不敵に笑う。……どうやら雲雀は試したことがあるようだ。それもディーノがかなり慌てたような。
恋愛音痴のくせに、人のことにはやたらと首を突っ込む雲雀は獄寺との会話が少し楽しくなってきていた。
「でもエロオヤジなら、あのバカウマも同じだよ」
10代の二人からしてみれば、イタリア人の二人は『オヤジ』扱いだった。
★以前から ここに書いていた 獄&雲雀→←シャマル&ディーノのお話の
獄と雲雀サイドのほうの一部です
獄のセリフは私 雲雀は橘高さんで ずーと 会話をしてたものを
まとめたものです どーかなあ 本にできるかしら‥もしよろしかったら
コメントとかいただけたら 嬉しいなーなーんて 思ったりして‥
ヨロシクです
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